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「採用担当者が足りない」「求人を出しても応募が来ない」「新しい採用手法を試したいが手が回らない」——売り手市場が続く中、こうした悩みを抱える企業は少なくありません。

株式会社リクルートの調査(2023年)によれば、中途採用全体の難易度が「難しくなった」「やや難しくなった」と回答した企業は合計43.3%にのぼります。採用が難しくなる一方で、ダイレクトリクルーティングやSNS採用など手法は多様化し、採用担当者に求められる業務範囲は年々広がっています。

そこで注目されているのが、採用業務を外部の専門チームに委託する**RPO(採用代行)**です。

本記事では、RPOの基本から委託できる業務の全体像、メリット・デメリット、費用相場、ベンダーの選び方まで、導入検討に必要な情報を網羅的に解説します。

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この記事の要点(TL;DR)


RPOとは?

RPOの定義

RPOとは「Recruitment Process Outsourcing」の略語で、「採用代行」や「採用アウトソーシング」とも呼ばれます。企業の採用業務の一部、または全体を外部の専門事業者に委託するサービスです。

委託先の事業者は、依頼元の企業と「どの業務を、どこまで、どのような品質基準で代行するか」を契約で定めたうえで、採用プロセスを実行します。

対象は正社員の採用に限りません。パート・アルバイト採用や、新卒採用・中途採用のいずれにも対応するサービスが広く提供されています。

RPOの3つの類型

RPOと一口に言っても、実態は大きく3つの類型に分かれます。どの類型を選ぶかで、コスト・品質・リスクが大きく異なります。

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類型 概要 実施場所 代表例
プロセス代行型 RPO会社がチーム体制で採用プロセスを代行 委託先(社外)が中心 レジェンダ、プロリク等
パラレルワーカー型 仲介プラットフォームを通じて、人事経験者(個人)を業務委託で起用 クライアント社内 or リモート CORNER、HELP YOU等
個人直接委託型 副業人材やフリーランスに直接業務委託で依頼 リモートが中心 知人経由や各種フリーランスサービスで個人に依頼

日本ではプロセス代行型が主流ですが、近年はパラレルワーカー型の利用、および副業・フリーランスの個人に直接依頼するケースもあります。

ただし、3つの類型には構造的な違いがあり、「安いから」「手軽だから」という理由だけで個人型を選ぶと、想定外のリスクやコストを抱えることがあります。以下で詳しく比較します。

「個人型」と「組織型」の本質的な違い

パラレルワーカー型と個人直接委託型は、仲介会社の有無は異なりますが、実際に業務を行うのは1人の個人である点は共通しています。仲介会社がマッチングや契約管理を行ってくれる分、個人直接よりは安心感がありますが、日々の細かい業務品質や進捗管理まで仲介会社が見るというよりもやや個人に依存する体制になる部分は否めません。